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私の禁煙方法〜禁煙の実践編について

 
では、私が実際にどうやって禁煙したかと言うと、「タバコに対するイメージをすり替える」という方法です。

電子タバコもニコチンパッチもアメもガムもすべて対処療法、つまり根本は何も変わっていません。


喫煙は「ニコチンの依存症だ!」と言われています。
もちろんその通りでしょう。ただ、私は「心理的依存」の方が大きいと感じています。


だから、ニコチンを断っても一時的に禁煙できるかもしれないが「タバコ=落ち着く、気が休まる」という関連付けが自分の中にある限り完全に禁煙することはできません。


実際、「平成21年度禁煙成功率実態調査結果概要」によると禁煙外来で禁煙治療を終了した患者のうち、治療終了9ケ月後も禁煙している人は約50%。

つまり、禁煙外来で治療しても残りの半分は途中で断念してまた喫煙を始めているんです


禁煙外来ではニコチン依存を低下させるための飲み薬の処方とカウンセリングが行われますが、メインは薬です。ニコチン切れの症状を軽減させる薬がメインだから約半数しかやめられないのです。


今後お医者さんのカウンセリング技術が高まってくれば禁煙成功率も上がるかもしれませんが、まだしばらく先の話です。


なので、外的処置をすると同時に心理的側面からタバコを断つようにする必要があります。


では、私はどうやったのか?

具体的なやり方は、たばこを吸いたくなったら目の前にタバコを置き、じっと見ながら

「たばこ=腐った残飯」

というイメージをひたすら繰り返す。





これだけです(笑)

『ふざけるな!』
という声が聞こえてきそうですが、いたって真面目で本当なんです。後ほど説明しますが、これは実は脳の機能を使った禁煙方法なんです。


腐った残飯でなくても、自分が口に入れてひどい目にあったものであれば何でも構いません。

ほうれん草が嫌いな人はほうれん草でもいいし、
生カキで当たったことがある人は生カキでもいいし、
コオロギやタガメなどゲテモノをイメージしてもいいんです。


ポイントは、

「一度でも食べたことがあるもの」

をイメージすること。



それを口に入れたときのあの何とも言えない食感、味、全身鳥肌が立つ感覚


タバコを口に入れた瞬間、想像しただけでゾワゾワっとするような感覚を何度も何度もイメージするんです。


そうすると、信じられないかもしれませんが1分程度で吸いたい気持ちがスーッとなくなっていくんです。


ただ、1時間ほど経つとまた「吸いたい」衝動に駆られるので、また同じように目の前にたばこを置いて「たばこ=腐った残飯」と繰り返し繰り返しイメージする。するとまた見たくなくなる。

私の場合、これを繰り返し繰り返しやっているとある瞬間から「吸いたい」という気持ちがまったく起きなくなりました。


実はこの禁煙方法は誰もが持っている脳の仕組みを利用しているだけなんです。こんなことを書いていると『胡散臭い』と思われるかもしれませんが、決して胡散臭くもホラ話でもなく脳の仕組みさえ理解できれば、誰でも簡単にできてしまうやり方なんです。


もう少しだけ詳しく説明しますね。
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